痛みについて

痛みにはいろんな種類があります。
 その中の一つに一次性・二次性疼痛という分け方があります。

実質の炎症からくる痛みを一次性疼痛。
この一次性疼痛に起因して起こる筋肉の過緊張が原因となる二次性疼痛。
臨床的には、これらが混在しております。
通常、器質的な変化の少ない一次性疼痛だけであれば、いわゆる炎症過程を経て治まっていくのですが、筋肉の過緊張と痛みという悪循環に陥ってしまうと、交感神経優位の状態が続き、自律神経が乱れて通常の炎症過程がスムーズに進まなくなります(くすぶり炎症)。
適切なケアで、この二次性疼痛をコントロール出来れば、痛みが軽くなるだけで無く、治癒の手助けが出来る事になります。

物理医学の可能性を感じます。